FAQ一覧

質問1

三味線は難しいと聞きますが、初心者でも弾けるようになりますか?

楽器は何にしても日々の練習が大切です。お稽古に通い、家でも練習することができるならば、初心者の方でも弾けるようになります。「さくら」や「黒田節」など簡単な曲でしたら、1ヶ月足らずで弾ける方がほとんどです。

 

2016年10月03日

質問2

三味線を持っていませんが、お稽古可能でしょうか?また、三味線を購入する場合は予算はどのくらいかかりますか?

撥・駒・調子笛・指すり等三味線を弾くのに必要な道具を揃えるのにまずは10000円程必要です。最初から三味線を購入されるのは決心が必要だと思います。三味線はレンタル(有料1カ月2000円~3000円))もありますので、まずは数カ月レンタルの三味線ではじめられ、続けられそうだと思ってから購入されるのがいいと思います。お持ちの三味線で使えるものであれば、新規購入する必要はなく、その三味線を使っていただいて結構です。
三味線はお稽古用でしたら道具も含め約10万円~。舞台用でしたら約25万円~が目安です。100万円以上の三味線もありますが、高価な三味線を買う必要ありません。中古の三味線でもよろしければ新品の半額くらいで購入可能です。

いずれにせよ、ご自宅でお稽古するための三味線は必要となります。

2016年10月02日

質問3

藤本流とはどのような流派で、佐恵の会の雰囲気はどんな感じですか?

一口に三味線と言っても、細棹・中棹・太棹の三味線があります。藤本流の三味線は一般的には中棹三味線を使います。藤本流は初代藤本琇丈により創設された全国に会員約2万人以上を持つ民謡や端唄を主とした流派です。ちなみに長唄は細棹・津軽三味線や義太夫は太棹です。佐恵の会では端唄・俗曲と民謡を中心にお稽古を行っており、「佐恵の会」という会員全員が出演する発表会を開催しております。
佐恵の会には30代~80代後半までの幅広い年代層の会員がおります。60歳前後の方が多くて活気のある会です。藤本流の名取は会主も含め12名(大師範1・準師範1・一般名取10)です。

2018年10月20日

質問4

正座ができませんが、お稽古はできますか?

 

膝が曲がらないなど、全く正座が出来ない方は椅子でのお稽古をしますのでご安心ください。百道浜公民館は和室でのお稽古になりますので、公民館に正座椅子はありますが正座が全くできない方は厳しいかもしれません。

ただし、長時間正座をすると足がしびれるという程度の方でしたら、正座椅子を使用したり、休憩を小まめにとるなどして対応させていただきます。私も15分以上の正座は苦手ですので、常に正座椅子を愛用しています。

2016年10月22日

質問5

百道公民館と百道浜公民館の違いを教えてください。

 

百道公民館は椅子でのお稽古で、百道浜公民館は和室で正座のお稽古になります。正座椅子は使用できますが、膝が曲がらない等正座が全く出来ない方は百道公民館をおすすめします。

 

百道公民館では初心者向けに教室開始30分前に特別稽古を行っています。レンタル三味線(1回200円)もありますので、初心者の方は百道公民館をおすすめいたします。

 

百道浜公民館は現在初心者はいませんので、百道公民館より難しい曲をお稽古しています。唄だけの方、経験者の方は百道浜公民館をおすすめいたします。

2018年10月20日

質問6

三味線はお金がかかるイメージがありますが、実際はいかがですか?

 

出来る限り、お金のかからないようにと配慮しておりますが、名取でない方の場合はお月謝と会費以外にかかる費用として、年間で約1万円~3万円ほどの三味線の維持費や交際費がかかると思います。佐恵の会の定例行事としては年に1回の新年会、数年に一度行っている発表会、発表会のない年のゆかた会があります。新年会やゆかた会はご自身の飲食費が主な支出ですが会費が1万円ほど、発表会の出演料は約2~3万円程です。

 

また、三味線の皮は突然破れます。1年未満に破れることは稀ですが、片面ずつ1年未満に破れることもあります。張替代として片面1万5000円~2万5000円程度が必要になります。破れていなくても5年以上張り替えていない皮は緩んでいますので、張替えをおすすめいたします。

 

藤本流の名取になられた方は、上記以外に福岡藤本会の年会費・年1回の福岡藤本会が主催する総会・懇親会の参加費や各種研修会・発表会などの参加費などが必要になりますので、年間で2~5万円ほど支出が増えると思います。

2017年02月09日